『歯いしゃのチュー先生』 ウィリアム・スタイグ ぶんとえ  うつみまお やく

娘が「これ、ドキドキしておもしろいよ!」、そう言います。
私も読んでみました。

歯いしゃのチュー先生は、とてもうできき。
でも、先生はネズミなので、危険な動物の治療はしません。
どんなに大人しそうでも、猫は中に入れないんですって。

そんなある日、キツネがやってきます。
最初は断るのですが、かわいそうに思ったチュー先生とおくさんは、中に入れてあげることにしました。

虫歯を抜くことになり、ますいをかけると…ムニャムニャとキツネは夢見ごごち。
あっ!キツネはチュー先生を食べたいと思っているんだ!チュー先生も、おくさんも、そして、読み手も気付きました。

明日もキツネはやってくる、どうするのかな?食べられちゃうの?チュー先生!
でも、チュー先生は立派な歯医者さん。
一旦治療を始めたのなら、最後まで成し遂げる、そう決心します。

次の朝、虫歯の痛みなんか忘れ、うきうきでやってきたキツネに、金歯をしっかりさしてあげます。
でもやっぱり!キツネはチュー先生達を食べる気です!
娘は、ここが一番ドキドキしたと言います。
だって、キツネは舌なめずりして、チュー先生を見ているんですもの。

そこで登場したのが、チュー先生達が発見した画期的な薬!
チュー先生達は!? キツネは!?

最後までドキドキが続き、とてもおもしろい絵本でした。