『ラチとらいおん』 マレーク・ベロニカ ぶん・え  とくながやすもと やく

私、お気に入りの絵本です。

ラチは、世界中で一番弱虫な男の子。
犬を見ると逃げだし、暗い部屋には入れず、友達さえも怖いのです。

そんなラチの元に、ある朝、突然らいおんが現れます。
小さくて赤くて…「こんな ちっぽけな らいおんじゃ、なんのやくにも たたないじゃないか」と最初は笑うラチですが…

実はこのらいおん、とっても強いんです。
その日から、ラチとらいおんの「つよくなる」ための特訓が始まります。
やがて、今まで怖くてできなかったことが、次々とできるようになります。
「こわくなんかないぞ。ぼくには、らいおんが ついているんだから」と。

そして、とうとう、みんなが怖がっていたのっぽにも勝ったのでした。
一緒にいてくれたらいおんにお礼を言おうと、ポケットに手を突っ込むと…
ポケットの中に入っていたのは!?

息子がこれから幼稚園に入るというころ、この絵本を読み聞かせました。
息子も、ちょっとしたことで涙がポロポロと出てしまう子だったので、息子にも、いつもらいおんがついているよ!家族がついているよ!って思ってもらえたらいいなと思って。

そして入園してからは、不安な時、緊張する時など、お尻のポケットに親子で手をあてては、「大丈夫!○○くんにはらいおんがついているよ!」と、おまじないのように言っていました。
こうやって、我が家は、らいおんにいつも応援してもらっていました。

我が家のラチも強くなれ!そんな願いを込めて、これからもこの絵本を大事にしていきたいと思います。