『ピッツァぼうや』 ウィリアム・スタイグ作 木坂涼訳

雨のせいで、ともだちと外で遊べなくなってしまったピートは、ご機嫌斜め。
そんなピートに何とか機嫌を直してもらおうと、お父さんが考えたこととは…
なんとピートをピッツァにしてしまうことでした。

ピートをどうやってピッツァに?
これがおもしろいんです。
きじ(ピート)をこねたり、ひっぱったりのばしたり、空中飛ばしなんかもして…
本物そっくりの工程を、見事に代用物でこなしていくんです。

なんておもしろい遊びなんでしょう。
すっかりピートは上機嫌になり、雨の止んだ外へと遊びに行きました。

この絵本は、息子に初めて読んであげたその日から、息子の大のお気に入りの絵本になりました。
初めての読み聞かせの後、さっそくこの遊びをやってみたくなったようで、ぬいぐるみをピートにして、折り紙やらおもちゃやらで、ピッツァを作っていましたよ。

表紙の絵のピートの表情もすごくいいですね。
この絵本の楽しさが伝わってきます。

「もしも誰かがご機嫌斜めだったらどうする?
そんなの簡単!今すぐピッツァにしちゃうのさ!」
そんな声が聞こえてきそうです。