『ゆくえふめいの ミルクやさん』 ロジャー・デュボアザン さく・え  山下明生 やく

ミルクやさんは、ダックスフントの“シルビア”とトラックの“アメリア”で、毎朝ミルクやいろんな品物を配達します。
毎日毎日、照る日も、降る日も、雪の日も。

そして、町のおくさんがたとするのは、決まってお天気の話。
毎日毎日、来る日も、来る日も。

ミルクやさんは、そんな毎日にうんざり?
今日は、町を通り抜け、気の向くままに走り出しました。
分れ道に来たら?「ドチラニ イコウカ カミサマノ イウトオリ」、それから“コインなげのおつげ”の通りに進みます。

シルビアとアメリアと、いつもと全然違った生活を存分に楽しむミルクやさん。
来る日も、来る日も。
読んでいて、段々感じてくるのは、このまま町には戻らないの?ってこと。

でも、ミルクやさんは、思うんですよね。
町のおくさんがたに、あいたくなったと、お天気の話も悪くないさと。
帰る時が来たんですね…

毎日変わらない生活に、疲れてしまうことってありますよね。
そんな時、思い切って離れてみると、心がリフレッシュするのかもしれません。
そして、そこから見えてくるものがあるのかもしれません。

小学生の娘は、まだそこまで深く感じていないのかな?と感じました。
ミルクやさんの体験やアメリアの陽気な歌を、純粋に楽しんでいるようでした。
ミルクやさんの気持ちがわかるようになるのは、もう少し先のことかもしれませんね。
またぜひ読んでほしいなと思います。