『みんなでね』 まついのりこ さく

ご覧の通り、我が家のこの絵本は結構痛んでいます。

娘が赤ちゃんの時、いっぱいいっぱい読んであげた絵本です。
手で物を持てるようになった娘が、くわえたり、触ったり、ページをめくったりと楽しんでいた絵本です。
字が読めるようになると、得意げに呼んでいた絵本です。
やがてこの絵本は息子へと引き継がれました。
そしてまた…

長いこと楽しんできた絵本なんですよね。

「みんなでね、おきたの。
みんなでね、まんまたべたの。
みんなでね、さんぽしたの。…」

みんなでいるって楽しいね、みんなと何かをするって楽しいね、そんなことを語りかけてくれているような気がします。
と同時に、起きる、食べる、散歩する、遊ぶ、おしっこをする、寝るということを、やさしく教えてくれているような気がします。

赤ちゃんの初めてのお勉強なのかもしれませんね。
段々と意味を理解し、段々と言葉を発し、段々と動きと言葉が一致する、その成長をそぉっとサポートしてくれる、そんな絵本なのかなと思います。

今は開かれることが少なくなったけれど、でも赤ちゃんの時に親しんだ絵本として、大切にとっておきたいと思います。