『はじめてのおつかい』 筒井頼子さく 林 明子え

娘のお気に入りの絵本です。

ある日、みいちゃんは、ままにおつかいを頼まれます。
はじめてのおつかいです。
ビックリして跳びあがっちゃったけれど、「みいちゃん、もういつつだもん!」と張り切って引き受けました。

小さな手に、100円玉を2つ握りしめて、みいちゃんははじめてのおつかいに出掛けます。
自転車の男の人とすれ違ってどきんとしたり、坂道で転んでお金を落としてしまったり…それでもがんばって坂の上のお店を目指しました。

お店についたけれど、「ぎゅうにゅうください」の声は、なかなかお店のおばさんに届きません。
やっと牛乳を買えたら、急にほっとして、ぽろんとひとつ、我慢していた涙が落ちてしまいました…

みいちゃんの胸のどっきんどっきんが、すごくよく伝わって来る絵本ですね。
娘は、初めてこの絵本を読んでもらった時、みいちゃんと一緒に胸がどっきんどっきんしたようです。
そのどっきんどっきんが忘れられなかったのでしょう。
この日以来、読んで、読んでと、毎日この絵本を持ってくるようになりました。

娘を、いつかこんな気持ちでおつかいに出すのかな…親としても感じるところがたくさんある絵本です。

今では、みいちゃんの年齢より大きくなった娘…今読んでみたら、どんなことを感じるのでしょうか。
小さいお子さんから、大きくなってもずっと、大切にできる絵本だと思います。