『さいごの こいぬ』 フランク・アシュ ぶん・え  ほしかわ なつよ やく

表紙のこいぬが泣いていたので、初めてこの絵本を手にした時、悲しいお話なのかな?と思いました。

お母さん犬から生まれた9匹の中で、一番最後に生まれたこいぬのお話。
最後に生まれたこいぬは、何をやるにも最後。
おっぱいを飲めたのも、目が開いたのも、ミルクのお皿から飲めるようになったのも…

子犬達の中の一匹がもらわれていくと、さいごのこいぬは心配になります。
「やっぱり さいごのこいぬに なるのかなぁ?」
だから、いっぱいアピール。もらってもらって!僕をもらってって。
でも、僕ではなくて、他の子犬が次々に選ばれて行ってしまいます。

そして、やっぱり…表紙のこいぬの涙は、この涙だったんだとわかりました。

悲しいお話だったの?いいえ。
さいごのこいぬは、最後に最初になるんですよ!
良かったねとホッとして閉じることができると思います。

お幸せに、さいごのこいぬちゃん♪