『きれいずきティッチ』 パット・ハッチンス さく  星川菜津子 やく

ティッチってきれいずきなんですね。
お部屋はと~ってもきれいに片付いています。

それなのに、にいさんのピートとねえさんのメアリの部屋ったらきたなくて。
片付けなさいってお母さんに言われちゃいました。

ティッチ、片付けを手伝ってくれるんですって。
にいさん、ねえさんがいらなくなったおもちゃを、次々にもらって、自分の部屋へと運ぶティッチ。

すっかりにいさん達の部屋はきれいになりました。
だけど…ね、ほら、あ~んなにもらったんですものね。
ティッチの部屋は、それはそれはすごいことになってましたよ。
あらあらという感じですが、ティッチがどことなくうれしそうで、満足そうで、よかったねって気持ちにもなりました。

ティッチの部屋は、もしかしたらおもちゃが少なかったからきれいに見えていたのかもしれませんね。

下の子って、上の子が捨てる、いらないってなった時、ちょうだい!って飛び付いて、もらったりしますよね。
どんなにボロボロになっている物でも、紙くずみたいな物でも、上の子が持っていた物って、魅力的に見えるんでしょうね。
そんな、下の子の心理を、この絵本は上手く表現しているような気がします。